本文へスキップ

無料テンプレート · 更新日

業務委託契約書の無料テンプレート

業務委託契約書は、受託者が委託者のために行う業務の内容、報酬、納期、責任の範囲を定める契約書です。

業務委託契約書は、会社や個人が外部の事業者に業務を任せるときの契約書です。法律上は、成果物の完成を約束する「請負」(民法第632条)と、事務の処理を任せる「準委任」(民法第656条)のどちらか、またはその組み合わせになります。コンサルティング、システム開発、デザイン、研修、保守などの案件で、業務範囲、報酬、成果物の権利、終了の条件を明確にするために使います。

[角かっこ]の部分をすべて書き換え、PDF に書き出して署名依頼を送りましょう。

第1条(当事者)

[委託者の名称](住所:[住所]、以下「委託者」という。)と[受託者の名称または氏名](住所:[住所]、以下「受託者」という。)は、次のとおり業務委託契約(以下「本契約」という。)を締結する。

第2条(委託業務)

委託者は受託者に対し、次の業務(以下「本業務」という。)を委託し、受託者はこれを受託する。業務内容:[内容]。成果物:[一覧]。本業務に含まれないもの:[除外事項]。本業務の範囲外の作業は、別途の見積りおよび合意による。

第3条(期間・納期)

本契約の期間は[開始日]から[終了日]までとする。成果物の納期は[日付]とする。

第4条(報酬・支払)

委託者は受託者に対し、本業務の対価として[金額]円(消費税別)を支払う。受託者は[請求時期]に請求書を発行し、委託者は[支払期日。例:成果物の受領日から60日以内のできる限り短い期間内の日]までに受託者指定の口座に振り込む。振込手数料は委託者の負担とする。

第5条(検収)

委託者は、成果物の納入を受けた日から[10]日以内に検査を行い、合否を受託者に通知する。期間内に通知がない場合は、検査に合格したものとみなす。

第6条(業務の遂行)

受託者は、善良な管理者の注意をもって本業務を遂行する。受託者は自らの裁量で作業の方法、時間および場所を決定し、委託者は受託者に対して指揮命令を行わない。

第7条(再委託)

受託者は、委託者の事前の承諾を得た場合に限り、本業務の全部または一部を第三者に再委託することができる。この場合、受託者は再委託先の行為について責任を負う。

第8条(知的財産権)

成果物に関する著作権(著作権法第27条および第28条の権利を含む。)は、委託者による報酬の支払完了時に受託者から委託者に移転する。受託者は委託者に対し著作者人格権を行使しない。ただし、受託者が従前から保有するノウハウ、ツールおよび汎用的な部品の権利は受託者に留保される。

第9条(秘密保持)

各当事者は、本契約に関して知り得た相手方の秘密情報を、本契約期間中および終了後[期間]、第三者に開示せず、本業務以外の目的に使用しない。

第10条(損害賠償)

当事者が本契約に違反して相手方に損害を与えた場合、その損害を賠償する。ただし、受託者の賠償額は、故意または重過失の場合を除き、損害発生前[12]か月間に委託者が支払った報酬額を上限とする。

第11条(解除)

当事者は、相手方が本契約に違反し、相当の期間を定めて催告してもなお是正されない場合、本契約を解除することができる。解除時までに履行された業務の報酬は、履行の割合に応じて支払う。

第12条(反社会的勢力の排除)

各当事者は、自らが暴力団その他の反社会的勢力に該当しないことを表明し保証する。相手方がこれに違反した場合、何らの催告なく本契約を解除できる。

第13条(準拠法・合意管轄)

本契約は日本法に準拠し、本契約に関する紛争は[裁判所名]を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

署名

本契約の締結の証として、両当事者は本書を電磁的記録により作成し、電子署名を行う。署名済みの電磁的記録、署名証明書および監査証跡は各当事者が保管する。 委託者:[名称・氏名] 署名:__________ 日付:[日付] 受託者:[名称・氏名] 署名:__________ 日付:[日付]

私たちの見解: もっとも多くのトラブルを防ぐのは、損害賠償条項ではなく業務範囲の書き方です。何が含まれるかだけでなく、何が含まれないか、追加の依頼にいくらかかるかも書きましょう。また、個人のフリーランスに委託する場合、2024年11月施行のフリーランス法により、発注側は取引条件を書面または電磁的方法で明示する必要があります。この契約書を電子署名で交わしておけば、その明示の記録にもなります。

「業務委託契約書」はどんなときに使いますか?

  • コンサルティング、開発、デザイン、研修、保守などの案件ごとに
  • 見積書だけでは知的財産、秘密保持、責任の範囲をカバーできないとき
  • 継続的な取引で、個別の発注書と組み合わせて使うとき
  • 準拠法や管轄を決めておきたい取引先と契約するとき

このテンプレートの記入方法

  1. 双方の正式名称と住所を記入します。個人事業主の場合は屋号と氏名を書きます。
  2. 業務内容と成果物、そして特に「含まれないもの」を具体的に書きます。
  3. 報酬、請求時期、支払期日を決めます。個人のフリーランスへの委託では、フリーランス法の支払期日のルールも確認してください。
  4. 知的財産権の条項を、委託者の実際の利用方法に合わせて調整します。
  5. 文書をアップロードし、必要なら各ページにイニシャル欄を置いて送信します。

オンラインで署名してもらうには?

  1. Word または PDF で保存. 記入した本文を Word や Google ドキュメントに貼り付けて .docx で保存するか、PDF に書き出します。eSignSimple はどちらにも、DOC、ODT、RTF にも25MBまで対応し、Word はアップロード時に PDF に変換されます。
  2. アップロードしてフィールドを配置. Google で登録してファイルをアップロードし、署名者ごとに署名、イニシャル、日付、テキストのフィールドをページにドラッグします。先に署名すべき当事者がいれば、署名順序を設定します。
  3. 署名依頼を送信. 各署名者に個別のリンクが届き、アカウントを作らずにブラウザで署名できます。全員が署名するまで、3日ごとに最大3回、自動でリマインダーが送られます。
  4. 署名済みの控えを保管. 最後の一人が署名すると、全員が署名証明書、監査証跡、後で検証できる SHA-256 ハッシュ値付きの最終 PDF をダウンロードできます。

自分の端末で自分だけが署名する場合は、PDF に署名する方法で無料の標準機能を紹介しています。署名済みファイルの保存と検証の仕組みはセキュリティをご覧ください。

このテンプレートは一般的な情報であり、法的助言ではありません。法律は国によって異なります。重要な契約は弁護士に確認してもらいましょう。

執筆:Buğra Sözeri, eSignSimple 創業者・編集者 · 最終確認日

Buğra は eSignSimple を開発し、ガイドの執筆と更新を行っています。法律解説のページは引用している公式情報をもとに確認し、法律や製品が変わったときに更新しています。弁護士ではなく、本サイトの内容は法的助言ではありません。 eSignSimple について

よくある質問

見積書への承諾だけでは足りませんか?

小さな案件ならそれで足りることも多いです。知的財産、機密データ、長期の取引、損害賠償が関わるなら、契約書を交わしたほうが安全です。

業務委託契約書に収入印紙は必要ですか?

紙で作る場合、請負に当たる契約書は第2号文書、継続的な取引の基本契約は第7号文書として印紙税がかかることがあります。電子で締結し電子のまま保存する場合は、国税庁の考え方によれば一般に印紙は不要です。

偽装請負と判断されるリスクは?

委託者が受託者に対して実質的に指揮命令をしていれば、契約書の名前にかかわらず労働者派遣や雇用と判断されるおそれがあります。条項だけでなく、実際の働き方が大切です。