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用語集 · 更新日

埋め込み署名(エンベデッド署名)

埋め込み署名とは、署名者がメールのリンクから電子署名サービスのサイトへ移動するのではなく、自社のウェブサイトやアプリの中で文書に署名できるようにする仕組みです。

「埋め込み署名(エンベデッド署名)」とは?

埋め込み署名とは、電子署名の体験を自社のウェブサイト、ポータル、アプリの中に直接組み込み、署名者が自社のサービスから離れずに署名できるようにする方法です。アプリ内署名やエンベデッド電子署名とも呼ばれます。署名者がメールを受け取り、サービス提供者のページで署名する標準的なリモート署名の流れとは対照的です。

技術的には、自社のアプリケーションが電子署名サービスのAPIを呼び出して文書を作成し、特定の人のための有効期限の短い署名用 URL を取得します。その URL を自社の画面の中で、多くの場合 iframe や Web ビューで読み込み、署名者はそこで文書を完成させます。署名が終わると、サービス提供者が通常は Webhook で自社アプリに通知し、ユーザーの次の手順へと進みます。

たとえば不動産管理のポータルを考えてみましょう。新しい入居者がログインし、入居チェックリストと同じ画面で賃貸借契約書を確認して、メールのやり取りなしに署名します。あるいは、顧客に購入手続きの途中で注文書に同意してもらいたい SaaS 企業もそうです。どちらの場合も、ユーザーはログインしているため、事業者はすでに相手が誰かを把握しています。

よくある誤解は、埋め込み署名はメールによる署名より安全性や有効性が低い、というものです。有効性は同じ要素に基づいており、監査証跡も変わらずその出来事を記録します。違いは、本人確認を自社のログインの仕組みが担うことが多い点で、自社の認証が証拠の一部になります。

埋め込み署名は API を前提としており、通常はテンプレートと組み合わせて使われます。これにより、アプリがユーザーごとに適切な文書を自動で生成できます。

埋め込みの流れを設計するときは、いくつかの点を事前に考えておく必要があります。署名用 URL の有効期限と再発行の方法、署名者が署名を終えたり辞退したりした後に何を表示するか、小さなスマートフォンの画面でどう動くか、そして最終的な PDF と完了証明書をアプリでどう保存するかです。モバイルでの早期テストは特に重要です。窮屈な iframe こそ、埋め込みの体験が破綻しやすい場所だからです。署名者が途中でタブを閉じた場合の動きも決めておきましょう。

私たちの見解:埋め込み署名は、署名が、ユーザーがすでに使っている製品の流れの一部である場合に、開発の手間をかける価値があります。取引先に契約書を送るほとんどの小規模事業者にとっては、署名者のアカウントが不要なシンプルなメールベースの流れのほうが簡単で、効果も変わりません。

埋め込み署名は eSignSimple のロードマップに入っています。REST API と Webhook はすでに提供しているため、自社のソフトウェアから文書の作成、送信、追跡ができます。署名者にはメールで固有のリンクが届き、アカウントを作らずにブラウザで署名できます。すべての文書には監査証跡、完了証明書、公開ページでのハッシュ値検証が付きます。

「埋め込み署名(エンベデッド署名)」の具体例

賃貸物件のプラットフォームが、入居者にアプリから離れずに賃貸借契約へ署名してほしいと考えています。埋め込み署名なら、プラットフォームのバックエンドが電子署名 API で契約書を作成し、自社ページ内の iframe に署名画面を表示することになります。eSignSimple はまだ埋め込み署名を提供していません。現時点では、API で契約書を送り、入居者はメールのリンクから当社がホストするページで署名します。

関連する用語

  • 署名者認証: 署名者認証とは、文書に署名している人が送付先の本人であることを、電子署名サービスが確認する仕組みのことです。
  • テンプレート: 電子署名のテンプレートとは、署名者の役割と入力欄をあらかじめ設定した再利用できる文書で、同じ契約書を設定し直さずに何度でも送れます。
  • ウェブフォーム(署名リンク): 電子署名のウェブフォームとは、公開リンクで開ける入力・署名用のページで、事前に招待されていなくても誰でも文書に記入して署名できるものです。
  • 電子署名 API: 電子署名 API とは、ウェブアプリを操作する代わりに、ソフトウェアからプログラムで署名依頼の作成、送信、追跡、ダウンロードを行えるようにするインターフェースです。

よくある質問

埋め込み署名とリモート署名の違いは何ですか?

リモート署名では、サービス提供者が署名者にリンクをメールで送り、署名者は提供者のサイトで署名します。埋め込み署名では、自社のアプリケーションが署名画面そのものを、通常は iframe や Web ビューで表示し、アプリ内でのユーザー認証は自社の責任になります。埋め込み署名はユーザーを自社の製品内にとどめられますが、開発作業が必要です。

埋め込み署名には開発者が必要ですか?

はい。通常は、提供者の API を呼び出して文書と署名セッションを作成し、返された URL をアプリ内に表示し、署名完了時のイベントを処理する必要があります。ノーコードの代替手段としては、リンクをメールで送る方法や Web フォームを公開する方法があり、開発は一切不要です。

eSignSimple は埋め込み署名に対応していますか?

まだ対応していません。埋め込み署名はロードマップに入っています。現在は、REST API で文書を作成・送信し、完了・辞退・無効化の際に Webhook を受け取り、Web フォームのリンクを共有できます。署名者は常に eSignSimple がホストする署名ページで署名します。

次の文書の署名を、今日のうちに。

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